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8月の現場1
しばらく更新が出来ずにおりましたが、毎日懲りずにご訪問くださった多くの
方々にはお礼申し上げます。
6〜8月はいつ寝たのか、何回お布団に入ったかしら・・・なーんて過ごし方を
していて昼も夜もわからなくなってしまったこともありました。
発見したことは、フローリングの上に寝る気持ちよさ。案外ひんやりしていて
この暑い夏の短時間の熟睡にはもってこいでした。この話をすると、
「そのうち、アスファルトの上が気持ちよくて・・・・ってなことに
ならないようにね」
と助言してくれた先生がいらっしゃいましたが・・・
「それじゃ、ホームレスでしょ」切り返した私でした。

さて、

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窓周りを考える時に、ブラインドやスクリーン類、カーテンなどどれにしようかと
お客様と打合せを重ねる中で、窓の位置の意味、風通し、光の関係、
そこでどのような時間を過ごしたいのか、色々なお話をします。
家の建つ環境や、お施主様ご家族皆様の体調など、考慮することは様々。
ご希望で、木をふんだんに感じる新しいお家に、派手ではなくても
木の葉を感じるような雰囲気と風通しということで、選んでみました。

ドレープには夜でも照明の陰影で木の葉が浮き出て来ますし、
昼間に目にするレースのカーテンには織り模様の木の葉が・・・
あくまでも室内の柱や梁にとけ込むおとなしい色彩で。

通常、ドレープに柄を持って来た場合、レースは無地にするとか
いろいろなセオリーのようなものを教えてもらったこともありましたが
臨機応変でいいんじゃないかな・・・お茶碗からこぼれでない程度の
感覚的に許せる範囲の、盛りだくさんでも・・・と思います。

昼間、お仕事で疲れて帰って来た時に、神経を逆撫でれるような色彩が
お部屋に蔓延しているのがどうも・・とお感じになられる方や、
老人の部屋で、気持ちが沈んでしまうようなカーテンじゃー・・・
とか、最近は朝が来たのがわかるように遮光にしないでとか、
子供と夜にカーテンの模様でお話が出来るような・・・とか、
本当に様々なニーズや心理的な影響をお話を通して強く感じます。

お部屋の中で広い面積を占めるカーテンや窓周りのことに
携わっていることの楽しみは一向に尽きません。
by olivemomo | 2011-09-14 15:17 | インテリア
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