<   2007年 08月 ( 9 )   > この月の画像一覧
あこがれ
b0116413_10565094.jpg野麦峠にペンションを持っている知人を訪ねたとき、その人の書斎に一つの思いを抱きました。

そこは、木の香りが漂う木造建築のロフトのような一部屋で、大きな窓の前にデスクを置き、そこからは、窓一面の白樺の美しい樹幹と風に揺らぐ木の葉が目の前に広がっています。一枚の絵画のような印象を受けました。

心の中の「あこがれ」はいくつもありますが、手に入れられるものとそうでないものがあって、切ない思いとともにアルバムにしまって置かないといけないものと、行動を起こせば何かそれに近い事を実現出来るものもあります。

アトリエの窓から緑が見渡せて、ふと目が疲れたときや、考え事をするときにその緑を眺めていたい、それは小さなあこがれでした。

物置を改造し、古い窓もペンキで塗り直しましたが、古い金具は趣きがあるのでそのまま使っておく事にしました。

春には、レッドロビンや赤芽の楓と新緑のコントラスト、夏には木々の緑の中で蝉の音と木風のコンサート、秋は紅葉の色、冬には葉を落とした枝の間からクリスタルのような空。そして、目の前のコニファーとダグラスファーの緑はどの季節でもこちらを覗いてくれています。
いつもつい見とれてしまって、仕事が手につかなくなる事も・・・

この「癒し」の価値は、今の私にとっては何者にも代え難いものであることは確かです。

(そして、この空間に iTune- ラジオ-Classical-Whispering:Solo Piano Radio がBGM。 と言う事を付け加えておきます)
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by olivemomo | 2007-08-26 09:26 | その他 | Comments(2)
虫おくり
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毎年、8月23日は岡部町朝比奈地区の 殿(との)で、朝比奈氏ゆかりの総善寺に向かう数本の道に、松明が立てられ、そこに火をともし、豊作を願う「虫おくり」と言う行事が行われます。
今年は、時々雨が降る天候でしたが、子供達が行列を作り、鐘を鳴らしながら総善寺まで火をともしていきました。夏の夕暮れの幻想的な光景です。

b0116413_0493424.gif雨が降ろうと、嵐が来ようと、必ず8月23日に家族が集まり、この「虫おくり」の行事をするのだそうです。
総善寺の境内では、集まった人達に色彩豊かなお団子や、お酒が振る舞われます。日本の田舎の源風景に毎年感動を覚えます。
世の中がどんなに近代的になろうとも、こんな風景をいつまでも残しておいてほしいものです。
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by olivemomo | 2007-08-24 00:57 | その他 | Comments(2)
無駄な努力
b0116413_11171913.gif今頃???
と言われそうですが、出来上がったはずの梅干しを,あまりに日差しが強いので、このお日様のパワーを充分に取り込んでおこうと思い、またもや今頃になって干しました。無駄な努力と思ったのですが・・・。

梅干し好きの私にはこの量で約一年分でしょうか。生前、母と一緒に漬けていた梅干しも残っているので、ビンテージものとして大切にして、それも時々食べて母と一緒に漬けた時の事を思い出します。毎年大量に漬けていました。そして、古い梅干しほど味はまろやかになります。

私の子供の頃には、おばあちゃんが汗をたらたら流しながら漬けていました。その汗が瓶の中にぽとぽとと落ちるのです。そしてその頃には塩が吹いたような塩気の多い梅干しでした。きっと、おばあちゃんの汗もその塩の中に混じっていたのでしょう。

塩分は難しいのですが約10%前後です。これより少ないと時々かびることがあります。塩を少なくして焼酎を吹きかける事もありますが、量を間違えると焼酎の香りが気になりますし味もいまいち。10%でも塩気が多いと感じますが、対策としては、食べる前に番茶でちょっと洗うように塩を落とします。

山梨のいとこが「カリカリ梅」を漬けます。それもまた美味しい・・・。私ちょっと梅干しにはうるさいのです。あーあ、生唾が出て来ました。
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by olivemomo | 2007-08-22 11:43 | その他 | Comments(0)
夏の色
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夏らしい、あざやか色の唐辛子が畑で出来ました。
夏の暑さを閉じ込めた、からぁーい味が楽しみです。

この赤が、この夏の色を象徴しているみたいです。

さあさあ,何のお料理に使おうかしら・・・。

とりあえず、パチり!
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by olivemomo | 2007-08-20 14:27 | その他 | Comments(2)
残暑お見舞い申し上げます
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皆様、残暑お見舞い申し上げます。
この通りになっております。
くれぐれも、御体に気をつけて・・・

(誰かが「この表情はCGで作ったの?」って聞いてきたのですが,正真正銘の無修正です)
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by olivemomo | 2007-08-18 12:20 | Comments(0)
真実・バチカンにて
b0116413_16505814.gifバチカンを訪れたときに撮った写真です。そして思いました。

どんなに嘘を並べても、どんなに作り話を並べ立てても、真実がたとえ小さな存在でも、最後には勝ると思います。

嘘は、一度つくとそれを正当化するために上塗りをしなくてはならなくなります。強欲と嘘は意地を生みます。人間、意地になってくると方々にほころびが生じて来ます。ほころびがほころびを生みます。

だから、正直に生きる方が楽です。こんなに楽な生き方が出来るのにどうして、嘘と強欲に走るのでしょう。

例えば、世間的にはインテリの部類に入る人がいるとします。収入も人並み以上あります。ただプライドがその人生を支えている背骨です。「強欲と嘘」という贅肉が回りにびったりとついています。だから、見回すと親友と言える人はいませんし、一時は良い人なんだと錯覚を起こした人達も、錯覚に気がついて次第に離れていきます。まだそれに気がつきません。脅かしのように押しが強いのは弱い証拠。いつも誰かに同意を求めて自分の貧弱なアデンティティーを保とうとする。

そういう人に救いの手はあるのでしょうか。

大きな嘘や強欲が力を振るっても、小さな真実の重みは勝るのです。

この彫刻から一瞬そんなことを感じた、現代イソップ物語でした。
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by olivemomo | 2007-08-16 17:34 | その他 | Comments(0)
リスボンにて
未だ、いくつもの段ボールに詰め込んだ写真を、整理できない状態でいるのですが、少し写真をデータにしたものがあったので、それを見ています。

1980年代の終わり頃、日本から子供のヨット、オプティミスト級の世界選手権があると言うので、ドイツに住んでいた私は、助っ人にポルトガルに飛びました。リスボンから少し西の位置にあるカスカイスと言うリゾート地でそのレースは行われました。またいつか、その事には触れたいのですが、試合の合間にリスボンに足を伸ばしました。
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乾いた空気の中、眩しい光に照らされたポルトガルの首都は、思いのほか、寂しさが漂っていました。世界の首都に抱いていたイメージと違い「え?、これが首都なの?」と思わせるほど人がいなかった印象を持ちました。私が今までに行った首都が凶器じみているのか、足早に歩く人の群れはないし、むしろのどかな印象を持ちました。それより建築物のいたるところに施されているタイルの見事なこと。

b0116413_10464177.gif7つの丘を持つこの首都の美しさは、色々な観光誌にも紹介されていますが、レトロな路面電車で丘の上に登ると、見渡す景色の中に、少しの「ほっ・・」とする瞬間を与えてくれる、小さな泉がありました。

食べ物も、美味しいし安かった覚えがあります。500円くらいでコースが食べられたし、魚介類がなんと言っても格別。そして、ポルトガルのワイン!!(あまり飲めないのに、調子に乗って結構酔っぱらってしまった)
もしこれから、ポルトガルに行くことがあるのなら、是非是非「お醤油」は必携です。イワシの丸焼きが名物で、しかも炭で焼いているのでとてもおいしいのです。

・・・どぉーしても話題が食べ物の思い出にいってしまうのですが、絶対に言っておきたかったものですから・・・

ヨットレースに出た日本から来た子供達は少しオリーブオイルが苦手だったようです。それでも、皆がんばった!そしてその中から、オリンピック選手が出ました。関一人(せきかずと)クン。今でも君のことは忘れてないよ。一番オリーブオイルが苦手で、こまったよね。でも常に冷静で、態度も大人で、いつも日本チームを引っ張っていたね。 あーーぁ、もう20年前のことになってしまいました。
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by olivemomo | 2007-08-11 10:20 | ドイツ・ヨーロッパ | Comments(4)
暑い夜は・・・
b0116413_12122638.gif仙台の七夕祭りのニュースを聞いて思い出しました。7月のある日、友人から送られて来た写真です。
この画像は、NASAのハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、みずがめ座の惑星状星雲NGC7293です。 通称はラセン状星雲と呼ばれており、寿命が尽きた恒星が、膨張して外周部を周辺に放出した姿です。3000年に一度と言われている大変珍しい現象で、またの名を 「神の目」ともよばれているそうです。

思わず、吸い込まれてしまいました。最近吸い込まれるほど魅了される画像にはなかなかお目にかかれなかったのですが、久々に背中にすーっと寒気が走るほどのインパクトがありました。まるで自分が立っているところが、宇宙船の中なのではないかと錯覚を覚えるほどでした。

暑い夜、ホラーみたいな、こわい「涼」ではなくてこんなすばらしい大宇宙の「涼」に浸ってみてはいかがでしょうか。そして私達は、宇宙の大きないとなみのなかの、ほんの小さな存在である事を知らせてくれています。

その他ハッブル宇宙望遠鏡で撮影された宇宙の写真の数々が見られるURLは以下の通りです。どれも、すーっと、すーっと、しますよ。

NASAの元画像は、
http://hubblesite.org/gallery/album/entire_collection/pr2004032d/

動画は
http://imgsrc.hubblesite.org/hu/db/2003/11/videos/a/formats/high_mpeg.mpg

ハッブルのnebula-collectionは必見!!!
http://hubblesite.org/gallery/album/nebula_collection

すばらしいのは色彩。人間の能力を超えたこの色彩に、しばし時間を忘れました。
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by olivemomo | 2007-08-07 12:06 | その他 | Comments(2)
ボーボワ、バーズとの出会い
b0116413_13144628.gifbases(バーズ)Shop を紹介します。
バーズは、ボーボワという家具工房の併設Shopです。
私とバーズには感慨深い出会いがありました。
平成14年の1月、病床の母が息を引き取り、親戚などに連絡をするために家に戻ったそのときに、ボーボワの社長平盛氏が「バーズを手伝ってくれないか」と私の携帯に電話をかけてきました。つい先ほどのこと、最後の脈が消えるまで母の手を取り、その感触がまだ私の手に残っているというのに、いきなり頭を仕事に切り替えられなくて、今はそれどころじゃないという気持ちになっていました。

ところが、お葬式に参列者の中に、平盛氏の姿が見えて、「工場やショールームの開設で忙しいのに・・・申し訳ない。あんなに無下に断ってしまって・・・」という気持ちになりました。
それから2ヶ月ほど立ったある日「もうそろそろ気持ちは落ち着いたでしょうか?こもってばかりいると気も晴れないでしょうから、気分転換に手伝ってくれないかな?」と、電話がありました。

そして今日まで私がバーズと関わる事になったわけですが、私に少しでも働く場を与えて下さった感謝の気持ちを日々忘れずにいようと思います。
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        (上の写真は一番最初にカタログ表紙用に作った構成)

そして、ここの家具には社長や職人さん達の優しい気持ちがにじみ出ています。無垢材(主にチェリー材、ナラ材)に、自然の植物などを原料としたオイルで仕上げ、丁寧に作り上げられた家具です。常に、使う人の身になって、それでいて妥協を許さない、家具作りの職人魂に感動しながらお仕事をさせていただいています。

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昔、家業が製材業だったので、木の香りに包まれて過ごした子供時代を時々思い起こします。懐かしさと、そして一方新しさを求めて、ここのお仕事に関われる喜びを感じています。

朝比奈の山々に囲まれ、美しい自然に恵まれた環境で作り出される家具に、是非触れてみていただけたらと思います。HPでは、施工例なども載っています。
これからまた、このブログでも、バーズの家具を紹介していきたいと思います。

HPは  http://bases.cc

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by olivemomo | 2007-08-04 11:23 | インテリア | Comments(0)