ケルンメッセ
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b0116413_111527.jpg話に賞味期限があるのなら、ちょっと古くなってしまいましたが・・・
今年の一月、フランクフルトのハイムテキスタイルとケルンの家具メッセに行ってきました。
昨今、何が主流かと言われると難しく、昔のように○○オンパレードというものは薄れ、多岐にわたるテイストの展示でしたが、素材の中では、ウォルナットが本当に良く目立ちました。これも一つの流行なのでしょうか。直線的なテーブルは無垢の太い足でその多くがウォルナットでした。モダンな工業製品的な家具を見て行くと、視界に入る木質の家具のほうに足が向いて行くのは習性でしょうか。

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ふと目にとまったものがありました。折りたたみ式テーブルです。昔の和家具の中にも文机でありました。左の写真のテーブルですが、広げると手前のように、天板を折るように畳むと、向こう側のサイドチェストのような形になります。いたるところにアイデアと洗練度の高い製品がありました。

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面白かったのは、この写真のような引き戸の棚が多く出ていました。昔、たしか学校の職員室や、資料室にあったような棚です。これには少し装飾部分がありましたが、シンプルなデザインのものは、懐かしささえ感じるような気がしました。引き戸の棚は、欧米でも一目置かれている事がわかります。扉の開閉に場所をとりませんし、合理的な面が注目されたのでしょう。ずっと以前ですがメッセに行ったときには、コペンでもケルンでも見かけませんでした。


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そして、ほっとするのはこれ。ノルウェーのパビリオンでの実演です。女性の職人さんが編んで見せてくれました。






やはり伝統的なものは健在でした。どんなに大量生産のものが出回っても、伝統をふまえた自然素材が求められていという事でしょうし、工業製品とは違う、手を加えたものへの回帰を、自分の中で強く感じました。
家具も衣服と同様、テイストとともに、肌の触り(さわり)を気にしてみていくと、何を一生ものの家具として持っていたいかの回答が自ずとわかってくると思います。
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by olivemomo | 2007-10-03 11:18 | インテリア
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